紙風船上げ(2/10)

 秋田県仙北市の上桧木内の紙風船上げに行って来ました。このお祭は、お客様から夢や願いを承り先月1月14日に神代へ行ってその願いを紙風船に書き込んできました。そしてきょういよいよその風船の打ち上げです。紙風船上げは夜6時から。秋田田沢湖駅に着いてから宿泊先のハイランド山荘に着いたのが2時過ぎ。まだ時間がありましたので乳頭温泉郷の大釜温泉に入りに行って来ました。なお当日はわかすぎ国体の開会式の日でして宿泊したホテルも三重県や栃木県などのアルペンの選手団の宿舎でした。6時前に会場に到着。凄い人出です。6時に一斉打ち上げで次から次へと空に上がっていくのはには目を見張りました。暖冬で秋田も雪が少なくJA秋田おばこの組合長の話では生まれてきてこんなに少ないのは初めてだとおっしゃってました。 雪も降ら風もなく予想していたよりも暖かな夜で風船上げには絶好な夜だったのではないでしょうか。
 風船には武者絵や美人画、広告なども書き込まれて地元の幼稚園などはクラス単位で書き込んだ風船もありました。鮭川村のとなり、山形県戸沢村も特別参加でした。(見ている途中で共同通信社記者さんから取材を受けましたが記事にはなってませんでした。)そんな中でいよいよ「じゃんご米」風船の打ち上げの時間が来ました。
 風船下部よりガスバーナーで熱風を入れていきます。その間、風船をみんなで持って支えます。
 熱風で膨らんだ風船。ゆっくりと開店させながら隅々までふくらませていきます。この後、いっせいに手を離して打ち上げです。風船はゆっくりと願いとともに空へ飛んでいきました。風船の飛んでゆく様子のムービー(8.32MB)打ち上げ後、バスに乗り帰途に着きましたが海上までの道は延々と渋滞。たぶん見れなかったのではと思います。
 翌日は、いぶりがっこの箱詰め作業を見て今年のいぶりがっこを試食。今年のも美味しかったです。来週にも秋田から直送で届き店頭で販売いたします。
 続いて当店も組合員になってる田沢湖牛銘柄確立推進組合の肥育施設「モートピア神代」へ。ここで子牛を育てるとともに「じゃんご米」の堆肥を生産しています。
 地元の生産者さんや地元の方々、モートピア神代の組合員で作る「じゃんごクラブ」の企画、「秀よし」さんでの新酒蔵開き会を秀よしさんで。秀よしさんには先月もお邪魔しました。秀よしの大吟醸の酒かすで作った「酒粕ラーメン」もご馳走になりましたがとても美味しかったです。2時に閉会後場所を移して二次会。5時46分のこまちで帰ってきました。紙風船上げ、予想していたのよりもすばらしく幻想的な風景に酔いしれました。今年は暖冬ですが夏の作だけが心配です。