三和訪問(2003.09.03)

今年の生育状況がどうなのか心配でしたので、9月3~4日とお米のみうらさん、大瀧米店さん、静岡経済連担当花村君の4人で三和村へ行ってきました。まずJAえちご上越本店に行き今年のお米の状況を聞きました。組合長、副組合長さんまででてきて対応していただき恐縮でした。

上越は、8月後半も雨や曇りが多くて日照時間も少なく大変だそうです。6月までが生育が良かったのでなんとか不稔は避けられているそうです。次に三和支店によって三和の米の様子を聞きました。大西の三和有機会会長の武田儀一さんのお宅へ寄り、田んぼを見て生育状況を確認しました。見ての感想は、思っていたよりは良く、早稲の「こしいぶき」などはかなりしっかりとできてました。ただ武田さんが言うには、出穂時期のばらつきで刈取適期の見極めが難しい、遅めの刈り取りのほうが窒素分も抜けるのでいいそうです。そんな事から三和村の新米入荷は10月初旬になりそうです。

同じコシヒカリでも成苗(せいびょう・苗を大きくしてから田植えする)で植えたコシヒカリは、他のコシヒカリよりもやはり成長が早くその違いは見ても明らかでした。夕方から減農薬栽培の大西有機の会のみなさん、JAえちご上越職員、役場の担当者で現在の消費地のお米の情勢や生産の様子などを話し合いました。その後懇親会、雪中梅をご馳走になりました。

翌日4日は久しぶりの好天、もう一度田んぼをじっくりと見させていただきました。とにかく思っていたよりは出来がよさそうだという事で安心して帰ってきました。お世話になりましたみなさん、ありがとうございました。