心配された台風15号も無事通り過ぎ、抜けるような青空の下、いよいよ稲刈りが始まりました。
稲刈り直後の稲ワラを切った時の切り口から出る新鮮な香りは何とも言えません。
今、コンバインで稲刈りをしているのは、"じゃんご米"生産者の伊藤裕明さんです。彼は、水稲作付3.5ヘクタールの他、繁殖和牛13頭飼育、花卉栽培も手がけ、家畜の人工授精も営んでおります。彼は、コンバインで稲を刈り取った後、家畜のエサにするため稲ワラを切らずに乾燥させ、効率の良い粗飼料生産にも心がけています。
今年の稲作りは、東日本大震災や放射能汚染等、様々な外的要因により、純粋な稲作りができず、出来秋もいつもの嬉しさとは、別のものになってしまいました。
それでも、色々な障害を乗り越え、今年もカントリーエレベーターには、美味しい米が、たくさん集まっております。
稲刈りの終わった、夕方、畑を見ると小さなダリアが赤トンボを見上げていました。