鮭川・米山訪問(2003.09.18)

9月18日 鮭川有機米生産組合21回通常総会、鮭川高品位米生産研究会第6回通常総会が鮭川村であり、お米の出来も気になっていましたので出席してきました。総会には、夢ごこちの中島商店の社長、ニシノライスマーケッティング研究所の西野さんもいらしてました。有機米の総会のあと、引き続き高品位米の総会が行われ滞りなく無事閉会となりました。会後、懇親会があり生産者のみなさんとお米の生育状況など話しました。はえぬきは、ぼちぼちですがササニシキはあまりよくないようで心配です。稲刈りは今月末から始まるようで収量が気になります。翌朝は、安喰さんの田んぼ、八鍬さんの田んぼと見て周りました。

その後レンタカーで鳴子温泉を通り宮城県米山町へ向かいました。途中車窓から眺める田んぼはそんなに悪くないように見えました。JAみやぎ登米米山営農センターへよりアポなしでしたが営農の山家さんにいろいろとお米の様子を聞きました。ひとめぼれは、6割程度の予想、ササニシキはかなりひどいという事でした。日照不足から来るいもち病の影響が大きいようです。稲刈りは9月下旬ごろからの予定だそうです。

米山町のカントリーエレベータに行き屋上まで上らせてもらいました。ここから見る景色は田んぼの緑がきれいといいたいところですがいもち病の田んぼは赤みがかかりよくわかりました。また大豆の転作田が多いのにもびっくりしました。

帰りは古川駅で30分ほど時間があったので駅前のササニシキ資料館を見てきました。今回もあわただしく強行軍でしたが山形鮭川は思っていたよりは良かった、そして米山町は、これで6割なのかと(不稔が多いそうです)びっくりしました。それでも少しでも品質がよく収量が上がることを祈っています。